ジャガータイプEのFI化 ( Jaguar Type E Fuel Injection )その2 現状キャブの特性把握

現状キャブでの空燃比特性を把握するため、Boostセンサー、リニアO2センサー、回転ピックアップを取り付けました。
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IMG_5335.JPG一般道と高速道路をアイドリングも含め約36分運転させて頂ききました。横軸は時間、縦軸赤線は吸気管負圧、紫線は空燃比です。エンジン回転数は残念ながらクランプセンサーと点火信号の相性が悪く取れませんでした。エンジンを始動後チョークを戻し5分くらいして計測ONし走行開始しております。赤い線が縦に高くなっている所は加速中、無い所は減速またはアイドリングです。ブースト4.2Vのスロットル全開時はパワーベストの空燃比13にしっかり合わせられております。スロットルを踏んだ直後は14~15位になることもありますが、キャブとしては、とても上手に合わせておられます。日頃の整備の良さが伺われます。アイドリングや定常走行は11.5~12の2サイクル並みのリッチ状態で合わせられており、加速時の燃料増量遅れに備えるようにされております。これもこのキャブの特性に合わせた最適なセッティングだと思われます。
ただ、車検時は生ガスを出さないように理論空燃比14.7に合わせる必要があり、燃料を30%位絞らないと通りません。
IMG_5342.JPGアイドリングから一般道を走行したデーターです。アイドリングのブーストは-500~520mmHg位で空燃比は11.5、走行中は4.2Lのトルクフルなエンジンなのでそこそこの上り坂でも-300mmHgのアクセル開度でぐいぐい走っていきます。一般道を走行中の空燃比は11.5~12位のリッチセットとなっています。
IMG_5341.JPGアイドリング時のエアコンON,OFFでの変化を見てみました。空燃比は11.5のまま全く変らず、回転数は850rpmから50rpmダウンしてブースとは-520mmHgから-440mmHgへ約80mmHgアップしています。
IMG_5340.JPG参考までにブーストセンサーの出力特性を載せておきます。

今日はシャシダイへ載せて常用範囲の4000rpmまでの出力性能と空燃比マップの計測を行います。先ずは車両を工房から出します。
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狭い出入り口から慎重にバックで出します。
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シャシダイ上にセットし計測をはじめます。万全を期すため3速固定で常用されているアイドリングから4000rpm全開までの範囲で全開出力性能と部分負荷性能を計測します。冷却水温により吸気密度が変り出力値が変化しますので走行中安定している72度になったところで計測を開始します。計測中は走行ファンにより水温は72度で一定に保たれます。
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4000rpm全開後輪出力は138PSでした。(このシャシダイは校正が出来ませんので、この値は参考値です。)
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前回と同様空燃比計のロガーで記録をとりました。今回も回転数が正確に取れておりません。

空燃比は全開4000rpmで14.7とパワーベストの13.0に対し13%ほど薄くなっていることが分かりました。
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