ジャガータイプEのFI化 ( Jaguar Type E Fuel Injection )番外編


安全走行するため車体各部をチェックするとフロント右のタイロットブーツがぱっくり破れていました。IMG_5171.JPG
合成ゴム系の接着剤で接着して一安心。
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次に床に冷却水が少し漏れているので車体下にもぐって見てみると、ウオーターポンプの恐らくメカニカルシールが壊れているような水漏れでした。これは物交換になるのでこのままとして水量に注意しながら乗ることとします。
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次に気になったのが、クラッチペダル摩擦感です。ファイバースコープで中を覗いてみるとクラッチのリレーズフォーク辺りは真っ赤に錆びており、クラッチを踏むとぎしぎし音が鳴ります。画像の中にある小さな円がファイバースコープの画像です。
IMG_5199.JPG。オーナー様に許可を頂き、CRC556を隙間から塗布するとギシギシ音がなくなり、幾分かスムーズにクラッチ操作できるようになりました。

ブースター付き充電器でバッテリー充電し、エンジンを掛けようとしましたがキュル、、、キュルで回らなくなります。始動前に充電してもすぐに満充電のランプが付くのでバッテリーの容量がかなり減っている。そこで買っておいた新品のバッテリーに交換すると力強く回転しエンジンが掛かりました。ところが1000rpmの回転でバッテリー電圧を測ると12.46V?充電していない?オルタネーターの出力端子の電圧も同じなので何かがおかしい。
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いろいろ調べてみても分かりませんでしたが、シャシダイの予約時間が有るので車両を走らせて移動することに。途中スピードメータを見ると赤のイグニッションランプが点灯している。
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これって発電エラーのランプか?といろいろ推測しているとこの赤いランプが消灯した。現地に到着しアイドリングでバッテリー電圧を測ると13.6Vでした。正常に充電している。なんだったのか?分からないけど直ったので取り合えずこのまま様子を見ることとします。


FI化したSUキャブの取付のため清掃と各機能をちぇっくしていたところ、AAS(Air Ajust Screw)が全閉にならない(どん突きまでねじが入り込まない)、どちらかというとAASが全開状態のものがありました。このまま組んでしまうとアイドルや軽負荷時このキャブから吸入した気筒のみ空気がたくさん入り過ぎて失火するか、爆発力が大きくなって振動するようになります。
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左が正規品、右が不具合品です。明らかに違うものですがねじが短いこと。それだけでなくてネジのピッチも微妙に違っておりました。
新たに入手するのは困難ですし、実車のキャブから外すと後でそのキャブにもどす時に手間取っても申し訳ありませんので、追加工して直すことにしました。
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旋盤のねじ切りギヤをピッチに合わせて取り替えて、ボルトの頭がチャッキングの邪魔になるのでそれをよけるスリーブを製作しチャッキングして加工しました。
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右が加工したもの。ついでにスプリングも正規品に近いものに変更しました。
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SUキャブに取り付けるとしっかり奥まで入りました。空圧チェックして漏れがないことも確認しました。
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こちらがはじめの全閉にできなかった時の状態。ボルトの頭の位置が高い位置で止まってそれ以上ねじ込めません。

IMG_5764.jpgIMG_5763.jpg

SUキャブのキャップと止めているボルトの内一つだけ真鍮色で回した感じが重かった(写真左)。良く見るとネジピッチも違う。3/16ウイットネジのはずがM5のミリサイズでした。ネットで探すとそのものは見つからず、六角頭のステンレス製が見つかったので購入(写真中)し、旋盤で外径丸加工し、帯のこ盤でマイナスのスリットを入れて完成。

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