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zoom RSS DA3HR ロードセルモデル 小型電気自動車用シャーシーローラー動力計

<<   作成日時 : 2009/01/21 21:59   >>

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たびたびこんにちは,hachiです.
毎年恒例の年末納品ラッシュの中でこんなものも作ってましたので,ご紹介します.


画像

<DA3HRロードセルモデル>



これはCOMSという電気自動車の計測用として製作したものです.
価格は148万円(税、送料別)
製品スペックは以下のようになっています.

全長×幅×高さ:1525mm×600mm×312mm(突部含まず)
車両搭載部高さ:257mm
総重量:約110kg
最大吸収動力:3kW / 50km/h(1min)←最高出力計測程度の短時間ならもっと制動できます.
最高速度:50km/h
メインローラー直径:φ165mm
(御要望に応じて特注設計致します。)

高さを抑えた低床設計ですので,穴を掘らなくても使用可能.自動車用スロープを使えば車両を載せるのも簡単です.
総重量110kgと軽量なので人力での移動,設置も可能です.
※ただし平坦な場所で使用してください.
ご要望があれば,長さやブレーキユニットの容量等の変更でもっと大きな車両にも対応できますし,イナーシャを追加することも出来ます.
最近話題の燃料電池,ソーラーカーにコンバートしたミニカー等の性能計測にもぴったりだと思います.


電気自動車を載せるとこんな感じ.
画像

写真では見えないかもしれませんが,本体にはいつくかフックをかけるポイント(穴)を開けていますので,タイダウンベルト等でしっかり車両を固定することも出来ます.
↑では車両が重く,出力が小さいので輪止めで止めています.

制動ユニットは空冷式のパウダーブレーキを使用しています.
パウダーブレーキの特性は低回転,高制動トルク.
今回の電気自動車のような,巡航速度が30km/hと低く,モーターならではの低回転,高トルクを制動するにはまさにうってつけのユニットです.
画像



右の黒い箱はコントローラーボックス.
中にはロードセルアンプ,温度表示機,電源回路,制御基盤等が入っています.
計測値等はパソコンのソフトウェア上に表示されます.
画像



ソフトウェアは各種表示項目の切り替えや配置換え等が可能で,試験内容に合わせた表示計にすることが出来ます.

このソフトウェアは多用途向けに開発されておりさまざまな機能を持たせることが出来ます.
例を挙げますと,
速度目標制御:設定した速度になるように制動力を自動制御する
駆動力目標制御:設定した駆動力になるように制動力を自動制御する
走行抵抗負荷制御:走行速度に合わせた負荷が掛かるように制動力を自動制御する※加速抵抗はイナーシャが必要
定速走行燃費計測:一定速度で一定時間走行させて燃費を計測する※エンジン搭載車両限定,燃料流量計が必要
総合効率計測:消費電力と出力から効率をリアルタイムで計算※電気自動車限定,バッテリー電圧と電流を計測する配線を繋ぐ
自動計測:速度目標値をあらかじめ設定し(最大20ポイント),計測開始とともに次々と負荷を自動制御して各ポイントでのデータを記録する(パターン走行のようなもの)
計測結果のグラフ表示&印刷用レイアウトの自動作成
等が可能です.


電気自動車用に製作したものの,弊社には電気自動車がありません.
上の電気自動車が載っている写真は納品先で撮ったものです.
でも完成検査をしないことには納品できません.そこで一番トルク特性の近いXR100モタード(115cc)の出番です.
画像

<休憩中のひとコマ>


速度制御のチューニング,出力値の確認,定格負荷での連続運転等をして無事出荷となりました.

それにしても,


ローラーにブロックタイヤはうるさいです(×▵×)
倉庫に転がってる中古のTT91GP履いちゃおうかな?真ん中だけ溝がいっぱい残ってるし.



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